初夏の和歌山、感動と変化の5月末――パンダの別れ、若者の選挙啓発、そして梅しごとの季節へ

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◆ ありがとう、ジャイアントパンダたち

──別れの時が迫るアドベンチャーワールド

白浜町の人気観光地「アドベンチャーワールド」で飼育されている4頭のジャイアントパンダが、2025年6月28日に中国へ返還されることが正式に決まりました。これにより、同園に残っていたパンダはすべて日本を離れることになります。

5月26日からはパンダたちはガラス越しでの公開となり、近くでの観覧はできなくなりました。園内には連日、多くのファンが詰めかけ、最後の姿をカメラに収める人々の姿が絶えません。

特に、2016年に誕生した「結浜(ゆいひん)」、2020年に生まれた「楓浜(ふうひん)」などは、日本での成長を見守ってきた人々にとって特別な存在。SNSでは「パンダロス」の声も多く、感謝と別れのメッセージであふれています。

この返還は、日本と中国の協力関係の一環として行われているものであり、動物の国際的な保護の観点からも重要な意味を持ちます。今後、アドベンチャーワールドで新たにパンダが来園する予定は未定とのことで、今回の返還は“一区切り”の出来事となります。


◆ 未来を変える一票を

──高校生が呼びかける和歌山県知事選

6月1日に行われる和歌山県知事選挙に向けて、若者たちが主体的に選挙啓発活動を行っています。注目を集めたのは、和歌山県立那賀高校の生徒たち。岩出市内のショッピングセンター「エバグリーン」で啓発グッズの配布活動を実施しました。

「若者の声を政治に届けよう」「選挙は未来の自分への投資」と書かれたメッセージ入りの缶バッジやポストカードを配る姿は、買い物客の目を引き、「こんな高校生がいるなんて頼もしい」との声も。

この活動は、学校の総合的な探究の時間を活用した取り組みであり、「主権者教育」のモデルケースとしても注目を集めています。教師の指導のもと、生徒たちは自ら課題を調査し、投票率向上に向けた方法を模索してきました。

和歌山県の若年層の投票率は全国平均よりやや低い水準にあるため、このような草の根の啓発活動が選挙結果にどのような影響を与えるのか、注目が集まっています。


◆ 和歌山リトルシニア、栄冠つかむ

──中学硬式野球選手権で頂点に

スポーツの話題では、和歌山リトルシニアが第17回和歌山県中学硬式野球選手権大会で優勝という快挙を成し遂げました。

決勝戦の舞台は、和歌山が誇る名球場「紀三井寺公園野球場」。対戦相手の紀州ボーイズとの一戦は、両チームとも白熱の展開となりましたが、終盤に集中打を浴びせた和歌山リトルシニアが試合を決定づけ、見事な勝利を収めました。

この勝利により、和歌山リトルシニアは今後、全国大会への出場も視野に入れてさらなる強化に乗り出します。選手たちの汗と涙、指導者の情熱、そして保護者の支え――地域ぐるみの努力が実を結んだ瞬間でした。

地域のスポーツ少年団の中でもトップレベルの実績を誇る和歌山リトルシニア。今後の活躍にも大きな期待が寄せられています。


◆ 梅しごとの季節が到来

──“3種の個性派梅”で広がる家庭の楽しみ

和歌山県といえば、日本一の梅の産地。その誇りを活かす取り組みとして、人気オンライン直売所「ポケットマルシェ」では、「個性の異なる梅3種セット」の販売が話題を呼んでいます。

このセットには、梅酒用、シロップ用、そしてそのまま漬けるのに最適な品種など、用途に応じた梅が詰め込まれており、「梅しごと」初心者でも楽しめる工夫がされています。

さらに注目なのは、6月14日に東京・渋谷で開催される「訳あり梅を使った酵素ジュース作り」のワークショップです。これは4月に発生した雹(ひょう)による被害梅を有効活用するための取り組みであり、フードロス削減にも寄与するもの。

和歌山の自然の恵みと、それを活かす人々の創意工夫が光る企画。地元農家と都市生活者の新たなつながりを生み出す動きとしても注目されています。