ミッドウェー海戦の空母 vs 現代のいずも 日本の軍艦はどう進化した?

護衛艦いずも

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ミッドウェー海戦(1942年6月)で使われた旧日本海軍の軍艦と、現在の海上自衛隊の軍艦を比較してみます。

① ミッドウェー海戦で主力となった日本の軍艦

空母(主力)

  • 赤城(あかぎ)
    • 基準排水量:約34,000トン
    • 全長:約260m
    • 速力:31ノット(約57km/h)
    • 搭載機:約90機
  • 加賀(かが)
    • 基準排水量:約38,200トン
    • 全長:約247m
    • 速力:28ノット
    • 搭載機:約90機
  • 蒼龍(そうりゅう)
    • 基準排水量:約16,200トン
    • 全長:約227m
    • 速力:34ノット
    • 搭載機:約70機
  • 飛龍(ひりゅう)
    • 基準排水量:約17,300トン
    • 全長:約227m
    • 速力:34ノット
    • 搭載機:約70機

戦艦(護衛)

  • 長門型戦艦(例:長門)
    • 基準排水量:約33,800トン
    • 全長:約215m
    • 速力:25ノット
    • 主砲:41cm砲×8門

② 現在の海上自衛隊の主力艦

ヘリコプター搭載護衛艦(実質空母)

  • いずも型護衛艦(いずも・かが)
    • 基準排水量:約19,500トン(満載で27,000トン超)
    • 全長:約248m
    • 速力:30ノット
    • 搭載機:ヘリコプター14機程度(改修でF-35B戦闘機運用可能)

イージス護衛艦

  • まや型護衛艦
    • 基準排水量:約8,200トン
    • 全長:約170m
    • 速力:30ノット
    • 装備:イージスシステム、スタンダードミサイル(対空・対艦・弾道ミサイル防衛)

潜水艦

  • たいげい型潜水艦
    • 基準排水量:約3,000トン
    • 全長:約84m
    • 速力:非公表(20ノット以上)
    • 静粛性が極めて高く、最新のリチウムイオン電池搭載

③ 比較のポイント

  1. 大きさ
    • 戦前の空母「赤城・加賀」は3万トン級で、現在の「いずも」と同等かやや大きい。
    • 戦艦「長門」も大きさは現代の護衛艦を凌駕していた。
  2. 武装の違い
    • 当時は「艦載機(零戦・九九艦爆など)」や「大口径砲」が主力。
    • 現代は「ミサイル兵器」「対潜能力」「電子戦」が主力で、艦砲は補助的存在。
  3. 防御力
    • 戦艦は装甲で守る思想 → 巨大な41cm砲の撃ち合い。
    • 現代艦は装甲ではなく「探知・迎撃・回避」で守る思想 → イージスシステム+迎撃ミサイル。
  4. 航空運用
    • 旧日本海軍空母:最大90機を運用、戦力は搭載機の性能とパイロットの練度に依存。
    • いずも型:F-35Bステルス戦闘機を運用可能になり、1機あたりの戦闘力は第二次大戦機を圧倒。

④ 結論(ざっくりした対比)

  • 排水量・大きさは、第二次大戦の大型空母や戦艦 ≒ 現代のヘリ空母。
  • 火力は、大砲・魚雷 vs ミサイルで、質的には現代が圧倒的。
  • 防御は、装甲重視から情報戦・電子戦重視へと大転換。
  • 航空戦力は、数では旧日本海軍、質では現代の自衛隊が圧倒。

👉イメージ的には、
「赤城・加賀」は“巨大な浮かぶ空港”で数の力を重視。
「いずも・かが」は“小型ながらF-35Bという一騎当千の兵器を搭載できるハイテク空母」。